What is parapro
パラプロって何?
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(通称WAVOC)主催、パラリンピックリーダープロジェクトは2017年5月に始動した新しい団体です。2020年の東京パラリンピックを視野に入れつつ、障がいと共に生きる人々のスポーツ活動支援を行っています。
私たち自身で「私にできること」を模索し、ボランティアの意味を考え、社会に発信するそんな活動をしている団体です。
【ロゴ】
Paralympics Leader Projectの頭文字を
筆記体で描いたロゴ。
2人がハイタッチしているように見えます。
右下の丸は車いすを表現し
様々な個性を持つ人々が
一緒にスポーツをした後の
高揚感
結束力
を表現しています。
「スポーツを通じて
十人十色なみんなと一緒に生きる
悦びを感じてほしい」
そんな思いが込められています。
【2019年度ふりかえり】
人にはできることやできないことがある。
そこでルールを工夫してスポーツをすれば
ひとりひとりの得意不得意だけを認められるようになる。
それが凸凹な在り方である。
でも社会には障がい者と健常者の区別がある。
実社会において意識的に
ひとりひとりの凸凹だけを見つめなおし認め合いたい。
それが「凸凹があたりまえの空間に」である。
『凸凹があたりまえの空間に。』
【2018年度活動コンセプト】
他人は、自分とどこか似ているけど、どこか違う。
その違いが、楽しくもどかしいのが当たり前。
だけど、障害があるだけで、
互いの違いに違和感が生まれて、ぎこちない。
障害に対するイメージは
人々の当たり前の繋がりを邪魔している。
本当は、どんな違いだって
あなたと私の単なるひとつの違い。
苦手なこと(凹)も、得意なこと(凸)も同じようにある。
障害があってもなくても同じこと。
たくさんの凸と凹が、
人々の間に混ざり合って溶け込んでいる。
凸凹をありのままに迎え入れて、
無意識でいられる、心地よい居場所。
そんな空間を、私たちは作りたい。
凸凹があたりまえの空間に。
【2017年度活動コンセプト】
『凸凹に出会い、変われる、スポーツの力』
社会におけるあなたの役割はなんだろう。
役に立たない人間は社会に必要ない?
そもそも役に立たない人間とは?
生産性・効率性だけを求めることが
「役に立つ」ことなのだろうか。
私たちはこうした問いに
「スポーツ」を通じて見つめなおしたいと思う。
人種・性別・年齢・性格・障害…
人はそれぞれ違う。
しかし、スポーツをする上でこの違いは関係ない。
そこにあるのは違いから生まれる、
何が得意(凸)で何が苦手(凹)ということだけ。
普段の生活で
その違いに気が付くことは難しい。
スポーツは初対面であっても
相手の凸凹に出会い、
自分の凸凹を見つめ直すことができる。
「ともに体を動かし、汗を流し、
自分や相手の凸凹を知ることで自分の行動を振り返り、
他者を理解するきっかけとしてほしい」
一瞬の経験が、一生の財産となる。
スポーツと自分の可能性を信じて。